物凄い勢いで、時代が変わっています。
これまで複数人が数週間かけてやってきたことが、一瞬から数時間でできるようになりました。
社会が変化しないはずがない。
最近の私は、まるで時空の中にいるような感覚になることがあります。
時間が、あっという間に過ぎていく。
「自分は何をしたい人なのか」
それを決めて、今ここに存在していなければ、目まぐるしく動く時代の中で、あっという間に弾き飛ばされてしまうような感覚です。
決めるから、出来る
私のメンターから教えてもらった、大切な言葉があります。
「決めるから出来る。決めないから出来ない。決めなければ何にも出来なくて、時間がただ過ぎていく人生。ただそれだけ」
少し厳しく聞こえるかもしれません。
けれど、変化の速い今の時代には、これまで以上に必要な言葉だと思っています。
何を選ぶのか。
誰と生きるのか。
どこへ向かうのか。
自分で決めないまま立ち止まっていても、時代の方は待ってくれません。
服も、時代とともに変わる
社会が変われば、当然、服も変わります。
特に大きく変わるのが、ビジネススーツの在り方です。
これまでのスーツは、会社や役職、性別、礼儀といった「外側のルール」に自分を合わせるための服でした。
社会人として、きちんとして見えること。
組織の一員として、信頼されること。
その場所にふさわしい人間であると、外見によって証明すること。
スーツは長い間、「社会に適合するための制服」として、大切な役割を担ってきました。
けれど、働く場所も、働き方も、仕事のつくり方も大きく変わっています。
会社名や肩書きだけでは、その人が何者なのか分からない時代です。
だから、これからのスーツが伝えるものも変わります。
「社会に適合する服」から、「私は何者かを示す服」へ
これからのスーツは、
「私は社会のルールを守れます」
と伝えるだけの服ではありません。
「私は何者で、何を大切にし、どこへ向かおうとしているのか」
それを外見で示す服へと変わっていく。
これからは、人がスーツに合わせるのではなく、その人の思想や生き方に、スーツの方を合わせる時代になるのだと思います。
今は、ビジネスの場でも必ずスーツを着なければならない時代ではありません。
着なくてもいい。
それでも、あえてスーツを着る。
その選択自体に、すでにメッセージがあります。
何を全身に纏うのか。
どんな形で立つのか。
誰に、何を伝えたいのか。
スーツは、言葉を発する前から、その人の情報を伝えている「無言の営業ツール」です。
だからこそ、これからのスーツは、ただ正しく見えるための服ではなく、着る人自身のメッセージでなければならないと思っています。
外見は、未来への予約
未来のスーツは、成功者に見せるための服ではありません。
これから実現したい未来を、先に身体に着せる服です。
未来の自分にふさわしい服を先に纏うことで、姿勢が変わる。
言葉が変わる。
行動が変わる。
そして少しずつ、現在の自分が未来側へ引き寄せられていく。
私は、それを「外見は未来への予約」と呼んできました。
時代が変わる。
働き方が変わる。
人に求められるリーダーシップも変わる。
だから、スーツの意味も変わります。
「社会に適合するための制服」から、
「私は何者で、どこへ向かうのかを示す服」へ。
私は、これからの時代を生きる人のための、新しいスーツをつくりたいと思っています。
次回は、スーツが長い歴史の中で、なぜ「信用できる人の服」になったのか。
新しいスーツを考える前に、私たちが受け継いできたスーツの役割について書きたいと思います。
これからのオーダースーツを、ともにつくる方へ
DRESSSTでは現在、
- これからの時代のオーダースーツをつくるスタイリストになりたい方
- 自分の思想や未来を表すオーダースーツをつくりたい方
- オーダースーツを新たな商品やサービスとして取り扱いたい企業・事業者の方
を募集しています。
私たちがつくりたいのは、服を売ることだけを目的とした事業ではありません。
その人の過去・現在・未来を読み、これからの生き方を、一着の服として形にする仕事です。
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